眼球に傷が付いてしまう原因はじつにさまざまです。
掃除中に洗剤が目に入る、散歩中に風で飛んできたゴミや小枝などが目に入る、作業中に鉄の破片が目に入る、スポーツや試合の最中にボールが目に当たる、アレルギーでかゆくなり目をこする、コンタクトレンズと角膜(黒目)が擦れて傷が付く、など例を挙げればきりがありません。
しかし、原因はこれらだけではありません。
ドライアイは涙液の減少などにより、眼が乾いて傷つきやすい状態となり、ゴロゴロするなどの不快症状が起こります。
異物が入ったりぶつけたりした自覚もなく、思い当たる事やはっきりとした原因がなく痛みや不快感がある場合は、ドライアイを疑ってみましょう。
このように、私たちの眼球は日常生活の中で傷が付く危険性に囲まれていると言っても過言ではありません。
怪我や事故などで、突如眼球に起こった傷に対しては応急処置が必要です。
洗剤などが目に入った時は、急いで目を洗いましょう。
15分以上は洗い流し、こすってはいけません。
鉄片など硬い物が目に入った時、木の枝などが目に刺さった時などは目のまわりの汚れを落とし、目を閉じて清潔なタオルなどをまぶたに軽く当ててください。
ボールなどが目に当たった時は、タオルなどを水でぬらして冷やし、まぶたの上に軽く当ててください。
いずれにせよ、眼球に傷が付いた場合、素人判断は危険です。
応急処置をしたら、直ちに病院へ行きましょう。
眼球の傷に対して大事なのは、受傷後の応急処置と眼科での診察、治療です。
なぜかと言いますと、眼球の傷からさまざまな合併症が引き起こされる可能性があり、とりかえしのつかないことがあるからです。
治療途中や治療後などに起こりうる合併症は、角膜潰瘍、外傷性白内障、緑内障、網膜裂孔、網膜剥離、黄斑円孔、眼内炎、交感性眼炎などがあります。
これらは、視力低下や最悪の場合失明につながります。
勝手に治療に通うのを止めてしまったりしてはいけません。
主治医の先生の言うことを聞き、治療後も何か異変があったらすぐ病院で診てもらいましょう。