眼球が痛くなる原因は、さまざまあります。
身近なところでは、まぶたが腫れる麦粒腫(ものもらい)、ゴミなどが入ったり、コンタクトレンズで角膜などを傷付くことにより、ゴロゴロとした異物感や痛みが出たり、
角膜の表面が乾燥して傷が付きやすくなるドライアイでも同様の症状が出ます。
長時間パソコンに向かって作業をしていると眼精疲労から鈍痛が出たりします。
睡眠不足もよくありません。
眼の炎症や緑内障などの病気も大きな原因となります。
いずれも症状の特徴として充血を伴うことが多いようです。
ですから、眼の充血というのは眼に何か異常が起きていることを知らせていると言えます。
このように原因は身近なものから深刻な病気までいろいろです。
緑内障は、眼球が痛くなる疾患の代表格と言えるでしょう。
特に急性の緑内障では、眼圧が急激に上昇してしまうと頭痛や吐き気を伴った非常に強い痛みが起きます。
このような症状が起きた場合、早急に受診することが大事です。
緑内障は初期には症状が出ません。
たとえ自覚症状がなくても、眼圧が高めだと指摘されたことがある方や40代過ぎたら、定期的に眼圧検査や眼底検査、視野検査を受けましょう。
このほか角膜潰瘍や虹彩炎など眼の炎症や、屈折異常も眼球が痛くなる疾患です。
これらは、どれも放置しておくと失明を招きかねない疾患です。
最悪の事態にならないよう必ず受診し、治療しましょう。
あまり知られていませんが、頭痛や風邪も眼球の痛みとつながりがあります。
偏頭痛や、緊張した時に起きる緊張型頭痛では眼球の奥や裏側が痛む感じがします。
風邪をひいて発熱した時や、副鼻腔炎(蓄膿症)も発症してしまうと、頭痛とともに眼やそのまわりに鈍痛が起き、不快な症状が出てきます。
このように、心配のない頭痛や風邪、副鼻腔炎など原因がはっきりわかっている場合はそれらを治すことにより不快な症状も解消していきますが、中には脳腫瘍、脳動脈瘤など重い病気も隠れていることがありますので、原因不明の頭痛、眼痛がある場合は注意が必要です。